投票所は伊勢市役所1Fロビー by G1X Mk2
今日は午前中がバイト出動だったのだけど、朝、出かけようとクルマに乗り込んだら外気温が2度と表示された。おまけに北風も強く、日差しはあるが冷たい空気の一日だった。こんなのじゃ投票率はあまり上がらないだろうなと思いつつ、午後は歩いて市役所まで投票に出かけた。
いつものことだけど、投票が終わって外に出たら出口調査員が待っていた。開票率0%で当確が出たりする元凶のアレだ。こんなのしないほうが選挙速報が面白くなるのになあと思う。出口調査は止めましょうに一票だ。
一緒に投票することになっている最高裁判員の国民審査だけど、先日から新聞に「一票の格差を無くすことに賛成をしなかった(違憲状態だと認めなかった)裁判員を罷免しよう」という意見広告が載っていた。わかりやすくするために岩手県の一票を1とした場合に東京ではこう、三重ではこう、という日本の全国地図も載っていた。
で、これを見ていてふと思う。もし田舎基準に合わせたら都会の代議士数はめちゃくちゃ多くなってしまうじゃないか。といって都会を基準に考えると、田舎では代議士が選出できなくなってしまう。う〜む、じゃあ一票の格差をなくせっていうのは最初から無理に決まってるんだな。無くすのではなくて、格差を小さくしようという意味だろう。じゃあそれが憲法違反というのはどういう論拠なのだろう。格差がいくつまでならいいとはどこにも明記されてないはずだし。
結局、これも一極集中、大手寡占、価値の偏在、1:9への収束、といったことと繋がるんではないか。資本主義下における自由民主主義の必然の行方なのではないかと思ったりする。