雨の日は直接地面に撒いてやる by G1X Mk2
(たぶん)世代交代を挟んで、しばらくは姿を見せなかったチュン達だけど、いつの間にか3羽5羽と現れては次第にその数を増やしていって、現在は以前のように20羽以上がやってくるようになった。以前の最盛期には40羽くらいいたのでエサの減り方が早かった。エサをやるのは以前と同じ、朝昼夕の3回なんだけど、面白いことに夕方などエサをやるのを忘れていると、二階のボクの部屋のすぐ外で催促をするのだ。大きな声で鋭く短くチュン、チュン、と鳴くからあれは催促に違いないと思っている。
近頃ではボクが窓を開けただけでもう下に降りてエサを撒いてくれるのを待っているのがいる。いつもだいたい5.6羽いて、そこへボクが腕を振り上げてエサを撒こうとすると、その動作で驚いて数羽はいったん逃げてしまうのだけど、度胸の据わった数羽は全然逃げもせずに待っている。こういう小鳥たちでも個性の違いがハッキリあって面白い。
エサ入れの争奪戦も見ていると面白い。気の強い厚かましいのが1羽いると、他のチュンがやってきても必ず追いだそうとする。ところがチュンによっては他の仲間を全然追いだそうとはせず、仲良く並んで食べている時もある。丸いエサ入れに8羽が輪になって並んでコメツキバッタのように頭を上げ下げしていたときは微笑ましくも笑ってしまった。