今日の伊勢市役所前 by ist DS
といっても何ら節分行事に関連しているわけではない。今日のレンズベビーはプール帰りに寄った市役所。締め切りが昨日までというものが多かったのだろうか、昨日寄った時は市役所の中も外もとても混み合っていたのに今日は拍子抜けするほど空いていた。確かに給与支払報告書の提出期限は昨日でしたけど。
この市役所前にはずいぶん前から非核平和という看板があったのは覚えているが、いつの間にかこんなにもズラズラと宣言を並べた看板になっていたとは、こうして写真を撮るまで気が付かなかった。
それはいいんだけど、こういう風に「○○宣言都市」と掲げるのはなにか意味というか、それなりの効果があるのだろうか。交通安全を宣言したからと言ってもねえ、、それで交通事故が減るわけでもないだろうし。そういう方面に予算が回りやすいとかいう効果はあるのかも知れないけど。
看板を上から順に読んでみる。
「非核平和宣言都市」、じゃあやっぱり原発再開には反対なのだろうか、そんなハナシは聞いたことがないけどなあ。
「人権尊重宣言都市」この人権という思想は多くの幻想を生んでいると思う。人権という権利はいったい誰が誰に対して与えるものなのか。およそ自然発生的な天与の人権というのはあり得ないのだし。
「健康文化宣言都市」、メディアを巻き込んでメタボ解消をうたった前市長の下で担当役職にあった人が自殺したのは何が原因だったのか。
「交通安全宣言都市」前述のとおり。
「男女共同参画宣言都市」ここで思うのが平等と同等の混乱だ。まあ同じに扱うのが平等と思ってしまうのは分からないではないけどね。最後の
「青少年健全育成宣言都市」結構なことで特にコメントはないが、これらの宣言にどういう意味があるのかなあ。世論を二分するような文言でなければ何を宣言しても良さそうなものだけど、こんなお題目を唱えるだけでは、それがどうした？になるだけじゃないのかい。
