*** テキトー絵日記 ***

2015/02/07 (土)

朝日新聞と産経新聞

室内でレンズベビーしてみる by ist Ds

今日は正月以来のヒマな土曜日。だからといって特にすることも無く、いつもより丹念に新聞二紙の土曜版を読み、天声人語の写し書きを二日分やった。断っておくが、天声人語に格別の思い入れがある訳ではない。たまたまこのコラムの写し書き専用ノートが出ていることを知って、以前から自筆で文字を書くという行為をしたかったので始めたのに過ぎない。

最近になって自筆で文字を書く事が脳の活性化に大きな影響があることを知った。ボクは元々が悪筆なのでワープロが出始めた頃からいつの間にか文字は書くのではなく、打つものになってしまっていたのだけど、それが数年前からナンでもいいから自分の手で字を書きたいという欲求が強くなってきたのだ。たぶん字を書かないことで休眠し始めている脳を揺さぶりたかったのだろう。自然の欲求とは良く出来ているものだ。

自分の手で紙に文字を書くというのは、文章としての内容もさる事ながら、筆圧や指の運動など身体的なコントロールとしての要素も大きく、脳内のあらゆる部分が活動を要求される行為らしい。確かに文字を使うのは人類のアドバンテージだしね。

でまあ、その手で書くという行為は達成されているのだけど、次はやっぱり書いている中身の問題がある。なんといっても去年さんざんお騒がせをした朝日新聞だ。ボクが対極と思われる産経新聞を併読するようになったのも、一昨年から昨年にかけての朝日新聞の論調があまりにも露骨に偏向していると感じたからだ。

さすがに一時ほどのヒステリックなまでに主張を叫ぶということは無くなってきたが、記事の論調はあまり変わっていない。総合的な取材力には力がある新聞社なので、記事のジャンルによっては読み応えもあるのだけどなあ、、と思いながら二紙をじっくり読んで過ごす土曜日の朝。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく