まずはトリオで by G1X Mk2
昨年のクリスマスイブに演奏させてもらったイタリアン・レストランで今宵はバレンタインズ・デー・ライブ。前回は次から次へとお客さんが入ってくるので途中で途切れるわけにもいかず、結局2時間15分の長いワンステージとなった。
そのことがアタマに有ったので、今夜は最初から2時間15分の演奏メニューをセットしておいたのだけど、実際に演ってみたら本当にピッタリ2時間15分の演奏となった。わはははは、またか。なんだか愉快だゾ。たぶん知らずのうちにその長さになるように曲の構成を塩梅していたんだと思う。
ジャズの場合は一曲を時間を掛けて長〜く演るか、サッサと終わらせるかはバンドを仕切っている者(ってこの場合はボクだけど)の采配でどうにでもなる。基本的な構成としてはアドリブのソロを何コーラス演るか、ベースソロを入れるか入れないか、ドラムとの掛け合いも入れるか入れないか、などだけど、スローの曲だと、半分で切り上げるか、まともにコーラスを回すか、などでも時間は随分と違ってくる。
最初のうちは食事やお喋りの邪魔になってはイケナイと、気を使いながら音量も落として演っていたのだけど、今宵のライブを目的に来られた方とか、知らずに入ったけど気に入ったからもっと前のテーブルに変えてもらった、などという人たちから拍手までも貰えたので、最後の方はちょっと気を許してブイブイ演ってしまったかもしれない。
まあそれでもお店のスタッフにも喜んでもらえたようなので、演奏するほうとしては嬉しい限り。特に今夜は一番バンドに近いところで食事されていた紳士からはビックリするような額のチップまで頂いた。久しぶりにダンディズムを見た思い。粋だなあ。
デザートにチョコも頂きました