*** テキトー絵日記 ***

2015/03/14 (土)

愛器はカンタービレといいます

「カンタービレ」 by G1X Mk2

フルートをグレードアップしてからこっち、ほぼ毎日吹いている。ちゃんと大きな音で鳴らす暇のなかった日などは夜、自室で小さな音で吹くようにしている。音域をコントロールするのは息のスピードの切り替えが重要なので、小さく吹いてもこれはこれで練習となる。なにしろ0.4mm厚の総銀なので、管体をしっかり共鳴させるには一に吹き込み、二に吹き込みというぐらい吹き込んで自分の鳴りを体現できるようにしないといけない。

いけないというより、実はこの過程が楽しくてねえ。それとクラシック系フルートなら当然の横隔膜を使ったビブラートの練習も、サックスもどきのビブラートでごまかしていたジャズ屋にとっては新鮮で楽しい練習だ。

しかも有り難いことに今は何でもネットでお手本を見聞きすることができる。ちょっとした教材やアドバイスならなんでもタダで揃うんじゃないか。まったく便利な時代になったものだ。もっとも、簡単に手に入るものほど簡単に失ってしまいやすい、あるいは自分の血肉となりにくい。これは心しておかないといけないことだろうと思う。

今週は土日ともに全くの予定なしなので本当なら朝からアジトにこもってピ〜ヒャラ演ろうかと思ったのだけど、土日ゆえに家でゆっくりされている近所の方もいるだろうと思い自粛することにした。替わりに今夜も部屋でメロディ練習をしようかな。

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