*** テキトー絵日記 ***

2015/03/19 (木)

チュニジアの事件はショッキングだ

小雨に煙る近所の神社 by G1X Mk2

今日は朝から雨が降ったり止んだりのドンヨリした一日。ただ気温は依然として高いままで、日差しがなくても室温は20度を超えている。嬉しいなあ、このまま春本番につながればいいのだけど、どうもそういうわけにはいかないみたいで、週明けには一気に10度近く下がるらしい。もう寒いのは飽きちゃったんだけどなあ。

今朝、ネットニュースで知って驚いたのがチュニジアでのテロ事件。最初は外国人数名が死傷ということだったのが、次に日本人も含まれているということになり、午後には死亡した人が全部で19名もいるということが判明した。

チュニジアといえば2010年に始まったジャスミン革命の名前でも知られているように、無血革命によりそれまでの独裁政権が倒され、イスラム色の強くない世俗主義での民主主義が広まっていった、いわば北アフリカ諸国のお手本のような面があったはずなんだけど、そこで起こった今回のテロはかなりショッキングな事件だと言えよう。

おまけに事件の舞台となった場所がバルドー博物館だというではないか。あそこは貴重なモザイクがチュニジア全土の遺跡などから集められていて、見応えのある重厚な展示館でもある。ボクたちが去年行った時にはちょうど新婚さんが写真を撮りにカメラマンを従えて来ていて、館内のあちこちでまるでスターの写真集みたいなカットを撮っていたのを良く覚えている。

そんな微笑ましい平和な記憶のあった場所なので、今回の銃乱射事件にはなんとも言葉が出ない。ISに参加しようとする欧州の若い人たちのことが時々ニュースになるが、これも格差や貧困が遠因にあってのことだろうか。

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