外宮前広場にて by G1X Mk2
再び快晴の夏日となった今日は、外宮前で昨日今日の二日間催されていた楽市をお昼の帰りに覗いてきた。ここもどんどん出店業者が増えて、今や外宮前の広場だけではテントが収まらず、参道のほうまで出店のテントが並んでいる。お陰で以前は楽市でも通れたクルマは完全に通行出来ず。
その反面、地元の人にとってはそんなに珍しいというか有り難い内容でもないので、これはどちらかというと観光客というか、地元の人じゃない方々向けという気がする。確かに貝類や干物をはじめとする海産物などは、伊勢というより志摩地方特産品なのだけど、ジモティならば皆さんそれぞれがお気に入りの入手ルートをお持ちなので、こういう場でわざわざ買うことはあまり無いと思う。
それでもここじゃないと簡単に手に入らないというモノもある。ボクの場合、それは萬金丹の飴、キャンディだ。萬金丹とは何ですか?という興味のある方は→ココで読んでいただくとして、早い話が江戸時代から伊勢に伝わる伝統の万病薬なのだけど、扱っているところが市内でも2箇所しかなくて、しかもそこはなかなか行かない内宮近くと、もっと行かない朝熊山頂上にある金剛證寺という寺でしか買えないものなのだ。
ボクが好きなのはこの萬金丹そのものではなくて、この萬金丹の成分を練り込んで作りましたという飴が好きなのだ。なんというか、いかにも古来伝統と思える薬臭い味わいがなかなか乙な味とも言える。まあ、クセ有り系のものは好きなのでね。