*** テキトー絵日記 ***

2015/05/19(火


ラテン系三ヶ国語を学ぶ

夕陽を浴びて by G1X Mk2

午前中は昨夜からの雨が続いていたが、午後からは次第に回復してきて夕方には青空となった。玄関脇のソテツの葉が夕陽でキラキラと光っていたのでこれを撮影。昨日から陰影のないボヤけた景色が続いていたので、こういう絵にはいつも以上に惹かれてしまう。

今週は初めてのフランス語会話とゼロからのイタリア語会話の両方がある週なので、復習と予習も含めて単語カードを使い始めた。例のチュニジア旅行の時にチュニ/アラビア語を覚えるのにで役に立った方法だ。

でもせっかくの単語勉強ならば二ヶ国語で済ますのはもったいないと思い、スペイン語も加えることにした。単語にも依るが、この三ヶ国語は実に良く似ている。なのでこの三カ国のうちのどれかの言葉を知っていると、残りの国の言葉も見当がついたりする。そういう場合は便利でいいんだけど、なまじ似ているがちょっとニュアンスが違うという場合などは余計に混同しやすい。美味しいと美しいの混同とかね。

それから旅行外国語の定番フレーズ「トイレはどこですか?」、これもトイレという表現がいろいろあって微妙にニュアンスも違うらしい。日本語で言うとお手洗いと便所の違いみたいな感じだと思うのだけど、ちょっと詳しい人に聞くと、ううん、それはむしろこっちのほうがいいと思う、なんて言われる場合がある。

例えばイタリア語ならば Dove il bagno?(アクセント記号無視)(ドベ・イル・バ〜ニョ?)と書いてある本がほとんどなのだけど、これもミラノなどの北イタリアではbagno(バ〜ニョ)と言わず il gabinetto(イル・ガビネット)というらしい。英語で言うところのキャビネット-個室かなと類推。たぶん婉曲表現なのだろう。同じくスペイン語の場合でも定番フレーズは Donde esta el bano?(アクセント記号無視)(ドンデスタ・エル・バ〜ニョ?)なんだけど、やはりbano(バ〜ニョ)と言わずservicio(セリビシオ) としたほうが上品らしい。これは英語ならばserviceってことだろうな。しかしこういう微妙な使い分けはなかなか分からないところでもある。フランス語ならばOu sont les toilettes?(ウ・ソン・レ・トワレット?)でいいと思うのだけど。

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