*** テキトー絵日記 ***

2015/06/03(水


西日本全域が梅雨入りした

雨降る町内 by G1X Mk2

案の定というか、やっぱりねというか、、同じか、今日、西日本全域が梅雨入りしましたとお昼のニュースで言っていた。正確に言うと「九州から近畿までの西日本が」と言っていたので、東海地方はまだなのかなと思っていたが、色分けされた画面の日本地図には三重県も含まれていた。

三重県の立ち位置というのもなかなか悩ましくて、名古屋を中心とした文化圏としては東海地方と呼ばれている。これは愛知、岐阜、三重の三県から成るのだけど、NHKなどは中部地方というエリア分けをしていて、これには先の三県に静岡県西部地方と日本海側の福井、石川、富山が入る。

しかし中部エリアを考えない東西日本という分け方の時に、三重県は西日本に入ったり入らなかったりする。それというのも伊勢湾沿いの沿岸部各都市は確かに名古屋に向いているが、伊賀とか名張とかの三重県内陸部の都市は大阪を向いていて、実際のところ関西のベッドタウンだったりするからだ。

県内の大手私鉄といえば近鉄だけど、なんと不思議なことに近鉄は名古屋本社と大阪本社というふうに両方共本社なのだ、少なくとも名称の上ではね、実際には名古屋本社より大阪本社のほうが格が上ってことらしいが、この辺、表面的には実に曖昧じゃないかい。合併を重ねて拡張してきた過去の歴史を引きずっているのかしらん。

バブルの頃は「名古屋飛ばし」という言葉が流行って、人口の上では大都会だけど、文化としては巨大な田舎扱いされてきた名古屋なので、ちょっとでも一流の都会に憧れる気持ちが名古屋を避けて大阪に向く傾向もあったようだ。市町村が大掛かりなイベントを組む時に、津市より北部の各都市は名古屋の博報堂に頼んだりするのに、津市などは大阪の博報堂を使っていて、それは結果的に同じような内容のイベントにもかかわらず、単価の違いとなっていたことをボクは体験的に知っている。当然、大阪のほうが高いのだけど、ある時、東京の応援を必要としたら、もっと高いので驚いた。なんでも東京は一番高い。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく