終日雨が続く by G1X Mk2
気温は低目だけど一日中雨が降り続いてうっとおしい限り。いかにも梅雨の一日だ。ニュースでは九州の大雨や北関東の荒れた天候を伝えていて、それから考えると普通の雨がシトシト降ってるだけなのは有り難いのかもしれない。
そんな梅雨シーズン真っ最中の日本だけど、今週末の月例ライブではカリプソを取り上げるというので、Youtubeでそれらしきものを聴いて雰囲気をつかもうとした。カリプソといっても本当のラテンではなく、あくまでジャズで取り上げられた、つまりロリンズや本田竹曠の作った曲のこと。
ところでいきなりカリプソと言われても、それがどういうラテンジャンルなのかピンと来ない。今だと中米系のラテンならサルサとかチャチャチャとかメレンゲとか、あるいはレゲエなんかだとすぐにイメージ出来るのだけど、カリプソねえ。
で調べてみたら、どうやらあのスティールパンでお馴染みの、っていうとトリニダードトバゴかな?あの感じだということが分かった。でさらに一緒に音を出してみたら、これがもうバリバリの長調音楽でドミソ強調なのだ。つまりどっちかと言うとジャズ特有のb3やb7なんかはあんまりお出ましにならない。まったく出なくても良さそう。つまりラテンによくある哀愁漂う感じは全くなくて良さそう。あくまでもカラッと明るくどこまでも。要するに梅雨の日本と正反対の気分。
な〜るほどねえ、だからロリンズなんだな。でもボクがこの気分をサックスで演るのは違っているような気がしたので、ここはフルートで演らしてもらうことにしよう。
気分の参考にさせてもらったカリプソビデオ