大聖堂前広場 by G1X Mk2
今日は首都ビリニュスを発ってリトアニア第二の都市カウナスへ向かう。この町には杉原千畝ゆかりの旧日本領事館があり、現在は記念館になっている。ここで氏の功績を称えたビデオを見て、改めて彼の行った事の偉大さに触れることが出来た。
氏が執筆していた机
この後はカウナスの市内観光で、まずはカウナス城、続いて大聖堂の外観とその前の広場を見学。この大聖堂前の広場には旧ハンザ同盟を意味する自転車のモニュメントがあり面白いので同じような写真をいっぱい撮ってしまった。どうも自転車には弱い。(今日のタイトル写真)
カウナス城
続いて15世紀ゴシック建築の傑作と言われているペルクーナスの家の外観を見てからようやく大聖堂の内へ。そしてここでも内部装飾の美しさに圧倒された。昨日見たビリニュスの大聖堂の漆喰彫刻とはまた違う美しさを誇っていた。
ここも美しい大聖堂だ
今日のお昼はやはり名物のキビナイ(肉のパイ包み)を頂いたが、ボク的には前菜のクリームチーズの掛かった大盛りのサラダが美味しかった。カリカリのクルトンが沢山入っていてこの一皿だけでお腹一杯になる量だったが美味しさゆえに完食してしまった。
おびただしい数の十字架が続いている
午後はリトアニアから隣国ラトビアの首都リガに向かうが、途中で立ち寄ったのがシャウレイにある有名な十字架の丘。ちなみにリトアニアには山が無く一面が平坦な国土なので、この程度の起伏でも丘と呼ぶには十分なのだそうだ。
その十字架の丘だけど、ほんとに無数の大小の十字架が林立していて、手前には奉納する十字架を売っている売店もある。そして沢山の十字架を見ていくと時々日本語が書かれたものを見つける。世界平和を、とかいうのならまだしも、「なんとかかんとかしますように。いついつ、だれそれ」。なんてのを見るとこれは神社などで見かける鳥居の奉納か、はたまた絵馬の願掛けかと思ってしまった。
それからまたバスで走り、ようやくリガのホテルに到着した。ホテルのレストランで夕食を食べて、まだまだ外は真昼のようなので近くの公園を散歩した。昨日のビリニュスよりも北上したので日没がさらに遅く、夜の9時前なのに小さい子供たちを公園の遊具で遊ばせているファミリーが沢山いた。実際に日暮れ気分になるのは10時を過ぎた頃からで、暗くなるのは夜の11時前くらいだ。
街中いたるところに花がある