世界遺産のリガ旧市街 by G1X Mk2
今朝も早く目覚めてしまったのでホテルの周りを早朝散歩した。ちなみに夜明けは4時頃だ。緯度の関係か、朝日がとても低いので陰が長く伸びていてそれだけでも面白く感じた。ホテル近くの家の前を掃き掃除していた地元のオジサンと挨拶したりしてプチ触れ合いを楽しむ。
Labrit!(ラトビア語でおはよう!)
ホテルの朝食ビュッフェ会場はボクたち以外にもイタリア人やスペイン人の団体客がいた。エレベーターで一緒になった時にイタリア語が聞こえたので「イタリアーニ?」って聞いたら「シィシィ、シシリなんとかかんとか」と答えてくれたが、あれはシチリアのことなのかな?もうちょっとイタリア語を覚えていたら、なんとかかんとかの部分も理解できたかもしれない。
今日は午前中のリガの旧市街観光だけで昼食後は310km離れたリトアニアの首都タリンへ向かうことになっている。
旧市街
ラトビアの首都リガは人口60万人、13世紀からハンザ同盟の主要都市として栄えた港町で神戸市と姉妹都市になっている。ここでの観光は世界遺産になっている旧市街地にあるユーゲントシュティールと呼ばれるユニークな建築群から始まった。これは19世紀後半にヨーロッパで流行した新芸術主義様式のことで、手の込んだ奇抜な建築群となっている。
最後のはオマケ(^^ゞ
ちょっと一服
それからブラックヘッドのギルド、猫の家、スウェーデン門、三人兄弟、などを見る。三人兄弟というのは15世紀に建てられた長兄からつながる3軒の古い家のことで、ここの前でホルンとチューバのデュオで「百万本のバラ」を聴く。今までこれはロシア民謡だと思っていたが、じつはここラトビアの音楽なのだそうだ。
最後に訪れたのはリガの大聖堂。ここは13世紀から建築が始まった、現存するバルト三国最古の建築の一つで、内部装飾はシンプルだが美しいステンドグラスがとても印象的だった。
ここの広場で演っていたギターのパフォーマー。バッテリー駆動のアンプの割には大音量で、もの悲しいメロディーを広場中に響きわたらせていた。やっぱりラトビア風情はこうなのだな。でもストリートミュージックとしてこの音量はどうなんだろう、ちょっとうるさくないかい?
音量は相当デカいぞ
猫の家
昼食は洞窟のようなレストランでロールキャベツを頂いて、午後はエストニアの首都タリンまで約300kmをバスはひたすら北上する。途中で激しい雨にも遭ったが、今まで曇りや雨の天気予報はことごとく外れて見事な青空の毎日だ。
タリンに着いた頃には雨も上がり再び青空となった。今日の夕食は初めて魚料理だったのだけど、これがとても美味しい。バルト三国で漁業が盛んなのはこのエストニアだけなのだそうだ。ラトビアもリトアニアも自国での漁業は行われておらず、海産物はほとんどがノルウェーなどからの輸入らしい。
夕食後、部屋に戻ったのは夜の8時頃だが、外はまだ真昼。緯度がさらに上がったので実際に日が暮れて暗くなるのはずいぶん遅い時間らしい。9時の空、10時の空、11時の空を定時観測してみたが、11時でもまだまだ明るい。実際に暗くなるのは夜の12時を過ぎてかららしいが、その前に自分が寝てしまったので証拠写真となる定時観測の最後の写真は11時45分頃に撮ったものだ。
午後9時
午後10時
午後11時
午後11時45分、もうダメだ〜12時まで待てない、眠い〜