*** テキトー絵日記 ***

2015/06/28(日


バルト三国とロシア旅行-エストニア編

世界遺産タリン旧市街 by G1X Mk2

午前中はこれも世界遺産となっているタリンの旧市街を地元ガイド嬢に連れられてあちこち観光。特に入場することはなく、外観観光を中心に古い石畳を2時間ほど歩く。表面がフラットな石を敷き詰めてある石畳でも歩くのは疲れるが、もっと古い丸い石で舗装された道路を歩くのはなかなか疲れる。


観光馬車が通る

今朝の観光で一番印象に残ったのがアレクサンドル・ネフスキー教会。中では日曜日のミサをやっていて、ボクは初めてロシア正教のミサの様子をみたのだけど、ガイドさんの説明によればミサは全て歌で行われるのだそうだ。司教さんのバリトンがいかにもロシア風なのだけど、その後に続く男女混声のコーラスがとても美しい。まるでオペラの1シーンを見ているようだった。撮影も録画も禁止なのでしっかり脳裏に残しておいた。


アレクサンドル・ネフスキー教会

お昼前になり、本日はここで自由解散。ここでホテルまでの帰路を教わって6時間のフリータイム。あらかじめ旧市街地の日本語地図をもらっていたので現在地は把握しているから不安はない。


タリン旧市街展望、向こうはフィンランド湾

旧市街地は中世の城壁で囲まれていて、世界中からの観光客で溢れている。時折、耳に入ってくる言語も普段馴染みのないものがほとんどだ。ちなみに主な言語としてはリトアニア語、ラトビア語、エストニア語、ドイツ語、ロシア語、フィンランド語、などが多くたまに英語も聞こえてくる。ホテルの部屋でチップを残すときにエストニア語でAitah!(ありがとう)と書いて部屋に置いておいたら、Palun!、Welcome!、Bitte Schon!、と三カ国語で返事があった。こういうプチ交流も楽しい。


石の城壁と花のコントラストが美しい

さて、まずはお昼を食べようと、あらかじめ考えていたオルデハンザという店に向かう。ここはタリンの名物レストランで、中世のコスチュームを着た美しいお嬢さんが客引きをしている。店の建物は実際に中世のもので、店内も薄暗く内装は中世気分を色濃く反映している。トイレなども中世風の凝った造りで思わず写真を撮りたくなった。


オルデハンザの呼び込みをするお嬢さん

ボクたちは1階の席に案内されたが、地下の席は暗すぎて小さいロウソクではメニューが読めないほどだと来る前にネットで読んでいた。この店には日本語メニューがあって、注文する時にはこの日本語を指させばウェートレスがうなづくので、日本語読めるの?と聞いたら、どのページのなにが何かを覚えているだけと照れながら弁解していたが、若くて綺麗な娘は可愛いなあ。ははははは。


オープンカフェでお茶したり

ここで食事をしていたら隣の席はご婦人二人組で、向こうから話しかけてきたので少しお話をしたら彼女たちはポーランドからの観光客だった。そういえばここではポーランド語もポピュラーなようだ。


広場はお祭り


エストニア各地の民族音楽フェス


旧市街で見かけたストリートチェロ

食事の後は旧市街地をブラブラしながらあっちこっち歩いたり、広場のオープンカフェでお茶したりしてみたが、さすがに6時間も潰すわけにはいかず、地図を頼りに旧市街を出てタリン駅に隣接しているスーパーに寄り、水や部屋飲み用のワインなど仕入れて3時半頃にはホテルに戻った。


ひっそりとした路地


ノンビリとしたタリン駅

ホテルで夕食後、これを書いているのが夜の10時過ぎだけど、窓の外はまだまだ真昼のようだ。さっきから飲んでいるワインが効いてきたようで、どうやら今夜も深夜12時の外の写真は撮れそうもない。こんなに明るいのだという証拠写真を残したいのだけど、、、。

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