*** テキトー絵日記 ***

2015/07/11(土


コンサートスタッフのお手伝い

by G1X Mk2

今日は久しぶりのコンサートスタッフバイト。お題は昭和歌謡のムードコーラスショー。確かに懐かしのメロディばかりで、昭和40年前後の歌がおしゃべりも込みで2時間以上続いた。

あの頃のテレビは一家に一台が普通で、つまりテレビの前に各家庭のお茶の間があることになるので、歌番組も大人から子供までが同じものを一緒に聴いていた。だから子供でもお座敷小唄なんぞを知っていたし、その後のスナックなどでの定番デュエットソングなんかもテレビを通じて知っていた。

昭和40年といえば西暦で1965年。この頃の歌ならばその後多くの人に歌い継がれていつのまにかスタンダードソングとなっている曲もあっていいはずなのだけど、日本のヒットソングはどういう訳か、そんなことにはなっていないものがほとんどだ。

これはカバー曲という取り上げ方が長い間封印されてきたことと関係あるのか、あるいはそもそもの原曲に汎用性と言ったらいいか、いろんなアプローチを許す可能性が少なかったためか、もしくは日本の歌謡曲特有の曲調が原因なのか、一体どうなんだろう?

原因が上述した前半にあれば、問題は歌謡界というか著作権を含めたレコード会社の縛りなどにあるのだろうし、後者が問題ならば日本の歌謡曲の音楽的ガラパゴスということにもなる。でも大幅にアレンジを変えて歌手も替えていればきっと日本のスタンダードソングというものもできていたんじゃないかなと、そんなことをふと考えてしまった今日の午後。

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