*** テキトー絵日記 ***

2015/09/04(金


絶賛!フルートドライブ

シルバーにゴールドは目立つけど by G1X Mk2

フルート話題だけど、ライザー9kの頭部管の音の立ち上がり方が記憶に強く残っていて、自分の銀の頭部管の部分改造を3社に相談したところ、3社とも同じ答えで「やめたほうが良い」ということだった。この内、一社は頭部管内部を全部ピンクゴールドにする改造を請け負っているのだけど、なにしろコストがかなり掛かる。その上、効果はやってみないと分からないし、いったんやってしまうと元にも戻せない。セコいボクは頭部管全体じゃなくて息の当たるライザー部分だけを加工できないかと尋ねたのだけど、それだけでは効果は疑わしいし下手をすると今よりも悪くなることもあるということだった。

そんなときに知ったブルズアイ(という会社)のフルートドライブ(という名前の製品)。ブルズアイはボクがサックスのマウスピースをデイブガーデラに替えた時、期待したほどの結果がでなくて悩んでいたのだけど、この会社のピンクゴールドのリガチャーに替えたら、その途端に鳴りがよくなったという経験をしている。

その後、サックスのマウスピースをもう少しウォームなサウンドに変えようと思い、スタンゲッツが愛用していたオットーリンクのスラントというモデルに替えた。そしたらまたも付属のリガチャーでは鳴りが悪く、前回の経験もあったので再びブルズアイで革のリガチャーを購入して取り替えたら鳴りが良くなった。こうなると困ったときのブルズアイてな気持ちにもなる。

で今回のフルートだ。何か打つ手はないのかとブルズアイのサイトを見たら、このフルートドライブなる製品が目に入った。しかしこれは何かと言うと、通常のヘッドキャップを外してこれに取り替えるだけのものだ。通常のヘッドキャップとの違いと言えば、重量増加による管全体の重心の変化とか、24kゴールドプレートの質量が鳴りに及ぼす何らかの影響、といったことなのだろうか。

しかしサックスのネックなどでもゴールドプレートに替えると鳴りが変わると言って、一時期は非常にこういうのが流行ったこともあった。でも結局、もとに戻す人も多くいて、どうやら鳴りが変わるといってもそれは必ずしも良くなることを意味した訳ではないようなのだった。だからフルートドライブも案外、気分的なものかなあ、くらいの恐れもあったのだ、正直に言ってね。

ところ〜が〜、さて、お立ち会い! このフルートドライブを着けてまず鳴らし始めてみたところ一瞬で違いが分かった。スゴイ! 全然違う! なんだ、この違いは?!もうね、ランク上の頭部管と取り替えたのではないかと思えるほど。うわーーー!これはいいぞ!なのでした。いや、この違いはスゴイね。コスパ抜群だ。

追加・・・音量が上がるだけでもスゴイ。普通に吹いて音が太く良く響いて音量も大きくなる。なんと不思議な、、、。

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