*** テキトー絵日記 ***

2015/09/06(日


雨の日は選曲作業

秋雨前線 by G1X Mk2

再び雨の日曜日。これからまたしばらくは雨や曇りの日が続くらしい。ただ気温も低いので梅雨の時よりは過ごしやすい。今日の午後で室温27.1度、でも湿度は74%と高い。

今朝は今週末に予定しているレストランライブで演奏する曲を選んでいた。演奏は7時から始めるのだけど食事される時間はだいたい9時ごろまでが多いので、2時間ちょっとをぶっ通しで演奏するつもりで選曲した。用意する譜面は10ポケットのクリアファイルの両面を使って20曲、それ以外にも予備に数曲を選んでおいたので、これで2時間以上はあるはず。

以前にやったペンションでのライブで、終わってからレパートリーは何曲ぐらいあるのですか?と尋ねられた。「レパートリーということではないのですが、演ったことのある曲で、持ってる譜面は400曲くらいです」と答えたのだけど、今日選曲しながらざっと勘定してみたらもっと多かった。

といってもこれを「レパートリー」というのはちょっと気が引ける。というのもボクが考えるジャズの演奏というのは、「今からメンバー全員で、この○○という曲をジャズで演奏してみます。うまくいくかどうか、見て聴いてのお楽しみ」という精神でやってるからだ。つまりクラシック音楽のようにキッチリと完成したものをご披露するというよりは、荒削りではあるけれど、観客みなさんの前で今実際にバンドとして一曲作ってみるので、どうぞその途中の逐一を同時体験してください、という考えなのだ。

だから、まあ大失敗ということは無いにしても、あまり噛み合わずつまらなかったという演奏もあるし、滅多にないのが悲しいところだけど、予想外に盛り上がって演奏者同士のインタープレイなんてのを体感できる時もある。小さな失敗なんていうのはザラで、基本的にどう間違えたかよりも、それをどうリカバーしたかを主眼に置いている。

そんな調子なのでレパートリーと言われると、そんなのあったかなあ?と成りかねないのだけど、まあこれはしょっちゅう取り上げて演り慣れている曲というふうに解釈すればいいのだろう。でも、しょっちゅう取り上げるがゆえに緊張感が無くなって逆にルーズな演奏になってしまうのも事実で、これがアマチュアの情けないところなんだろうなと思う。

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