撮影対象は今年もやっぱり阿波踊り by G1X Mk2
今年も全国から有名な祭りの連がやってきて神宮の神嘗祭（かんなめさい）に合わせた奉祝が行われた。祝日が第○月曜日とかに変更されたりすることが多い昨今だが、神宮行事に曜日は関係なく、毎年の10月15日が神嘗祭となっている。この祭りはひとことで言うと今年採れた新穀を神宮に奉納する祭りのことで、それにちなんで全国から祭りを呼んで奉祝しようというもの。「まつりの祭り」なんていうキャッチフレーズでやっている。
これの大規模なものだったのが1994年に伊勢で行われた世界祝祭博覧会で通称・世界まつり博。その名の通り、世界中からいろいろな祭りに関連した催しがやってきて、なかでもブラジルから来たサンバチームには宿泊しているホテルにまで連日遊びに行ったりして、そこでパゴーヂの楽しさなどを体験させてもらったりしたものだ。なにしろホテルまるごと貸し切りだったので部屋といわず通路といわずロビーといわず、そこら中で音が出せて最高に楽しかった。ポルトガル語はほんのカタコトしか分からないのに、気が付けば夜中まで日本人はボクひとりで彼らの中に混じって遊んでいたこともあった。でも不安感みたいなのは全然なくてフレンドリーな空気に満ちていたことを思い出す。あれがラテンのハートなんじゃないかなと思ったりもする。
さて今年の奉祝祭だけど、秋晴れのもと、街中にはあちこちで様々な祭りの歌と音色が響き渡り、空には今日も例の対戦ヘリの編隊がうろこ雲を背景にして飛び回っている。なんか宮崎アニメの実写版を見てるような気がした。人混みを縫って「パズー！」なんて掛け声が、、、する訳ないか。
