*** テキトー絵日記 ***

2015/11/25(水)


Taishan Bari到着した

ボクが選んだのはこのアンティーク仕上げ by G1X Mk2

やってきましたタイシャンバリトンサックス。めちゃくちゃ厳重な梱包がしてあって、なるほど、これではいかにも世界中に発送し慣れているなと思わせられる。楽器の入ったハードケースをさらに分厚い発泡スチロールでクッションにしてダンボールに入れ、その外側の全部の面を10cmくらいある発泡スチロールの板で全て覆って、さらにその外側に、海外旅行の時に見かける、あの黄色い梱包テープでぐるぐる巻きにしてある。おかげで中身を取り出すまでが一苦労だった。

でまあとにかく本体を取り出す。今回はヤマハのマウスピース付属ということだが、どこにもヤマハと書いてないヤマハ製のマウスピースってあったっけ?(ひょっとしてヤマハのコピー?・・・ヤマハも廉価品は中国で製造しているというハナシありだから) あと、なんでネックが2本も付属するのかも不思議。リードはバンドレンの2.5が一枚入っている。

とにかく製品を一通りチェックしてみようとキーをパラパラと動かしたら、低音のBbキー、左手小指のキーがダランと外れた。をいをい!ダメじゃん。ここはテーブルキーと言って低音のC#,B,Bbを連動させるところなのだけど、ドライバーを使って一度Bbキーを外してから正しくセットして付け直したらOKになった。でも自分でサックスをバラしたりしたことのない人だったらアセるかも。

一応動きだけチェックして楽器をアジトまで運ぶ。ハードケースに入ったものを手で運んだのだけど、さすがはバリトン、重いねえ。途中で2回も手を持ち替えたぞ。ケース底面の一方にはキャスターが付いているのでゴロゴロと転がしていくことも可能だけど、あまり外の道路を転がそうとは思わない。

アジトでやっとサウンドチェック。しばしあれこれ鳴らしてみると、、、、、うん、おおむね問題なし。バリサクは経験ないので、なんとなく事前に想像していたよりも簡単に鳴る。ただし、キー間隔が広いというか、特に左手のサイドキーをおおうような動きがしづらい。これは主に手の大きさに関係していて、ボクの手のサイズでギリというか、ちょっとメーカー想定よりも小さいというところだろう。手指の長い外国人ならこれでちょうどいいかも。アジア人にはちょい辛いが慣れればどうにかなるかな?といったところ。小柄な女性ならまず当たってしまうだろうな。

今日は午後のプールをお休みにしてバリサクであれこれ譜面を見て鳴らしていた。そのうちPCで伴奏も鳴らして2時間近く遊んでしまった。やっぱりスローの曲なんかが気分が出ていいかもしれない。しかし左手のサイドキーに当たらないように気を使っていると、親指の位置がオクターブキーから外れそうになったりするので、このあたりをなんとかしたいところだ。他には特に問題を感じなかった。しかし90分もぶら下げていると重いねえ、って当たり前か。あと、具体的に調べたわけではないから、なんとなくだけど、管体の厚みがセルマーなどより薄いような気がする。

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