by G1X Mk2
昨年の末ごろから音階の発展形に興味が出てきて、メロディックマイナースケールの応用とかディミニッシュトスケールの応用などポツポツと練習を始めたのだけど、そうこうする内にやはりというべきか、長3度の音程で転調していく、俗に言うコルトレーンチェンジに興味が移って行った。
コルトレーンが実践したマルチトニックという技法のことは理屈では分かっているが、では実際にどのような音を使って歌っているのかが不明だったので実際のソロの譜面はないかとネット検索していたら、これも同じくコルトレーンチェンジを使ってエポックメイキングな作品と言われているMoment's
Noticeのソロを譜面化したものがヒットした。
譜面はCメロで書かれているので、これをサックス奏者として体感するには長2度(全音)上げて読み替えないとコルトレーンやサックス特有の指グセなどを理解できない。そこでまずは譜面の読み替えをしながら、その時のコードと照らし合わせたりして読んでる内に、Major
Bebop scaleという記入があり、確かに全部で3コーラスあるコルトレーンのソロで、Major7のコードの時はその音階が頻繁に使われている。しかしボクはそのMajor
Bebop という音階のことを知らなかった。何それ?
しかし今は良い時代だ。こんなジャズの音楽理論に関する解説が普通にWikiに出ている。ということはこれはボクが知らなかっただけで一般に広く知れ渡っているものなのだなと推察できる。実際に知りたい方は検索してみてください、簡単に見つかります。
という訳で明日からはこの音階も練習してみよう。Bebop Scaleにもいろいろとあるようだが、まずはBebop
Major Scaleからだな。