隔月恒例のライブ by G1X Mk2
定期的に演っているライブは毎月のものと隔月のものがあって、今夜は今年初めての隔月ライブ。以前のボクはこんなに定期的に続ける演奏の機会がなかったので、取り上げる曲は普通というかありきたりのセッション曲で満足していたのだけど、こういうふうにしょっちゅう演奏の機会が持てると次第に普段あまり演らないような曲を取り上げたくなる。
今夜は初めて演奏する曲とか、取り上げたのが今夜でまだ二度目といった、いわば不慣れな曲を数曲演奏したのだけど、不慣れなだけあって不手際もあったりするのが素人臭いところではあるが、演奏する方としてはなかなか新鮮でかつスリリングでもある。
よく言われることだけど、最初から難しい曲は普通に演るだけでも難しい。しかし簡単な曲を内容豊かにソロで表現するのもまた別の難しさがある。結局、なんでも難しいというのがハナシのオチなんだけど、要は取り組む側の熱意というか集中力の問題でもあるということだ。
初めての曲や難しい曲に取り組むときはかなりの集中力を必要としていて、しかしそれがジャズというかアドリブソロの場合は、そうやってトライすることが面白く楽しい。ミスもいっぱいあるんだけどね。
それにしても今夜の場合、持ち替えの難しさということを実感した。テナーサックス、バリトンサックス、フルート、この3つを曲によって使い分けるのだけど特にバリトンとテナーのマウスピースの大きさからくる違い、楽器のキーホールの間隔違いからくる運指の問題など。ちょっと続ければすぐに慣れるとはいうものの、持ち替えていきなりというのが難しい。まあそのうち慣れるだろうけど。