by K10D with Macro100mm
またアマリリスの大輪が咲いた。今月10日に咲いた花びらもまだ開いたままで姿を保っている。アマリリスがこんな形で咲くとは知らなかったんだけど、まるで杉の木のようにまっすぐ50cmほど茎が伸びたところでまず東西方向、次に後から南北方向と4方向に大きな花びらが開くんだ。せっかくなので久しぶりにマクロレンズを持ち出して開いたばかりのオシベを接写する。
こうやって希望のレンズを使おうとするとデジイチの出番になるのだけど、すると案の定というか一眼レフならではの切れ味の良さみたいなものに気付かされる。まあそれがどこまでがカメラ本体に依るもので、どこからがレンズの値打ちなのか、その辺はよく判らないが、これがカメラで写真を撮る本来の面白みなんだなあと思う。
スナップなどなら今のコンパクトタイプでも十分なのだけど、何か狙いを持って写真を撮ろうとするとやっぱりデジイチというか、レンズ交換が出来るカメラになってしまう。写真を撮る楽しさから言えば一眼タイプ、でも旅行や普段のカバンに入れておくことを考えるとコンパクトタイプに分がある。これがこの10年の悩みの種だ。