*** テキトー絵日記 ***

2016/02/29(月)

日本写真史(下)が興味深い

これは土曜日に撮影 by G1X Mk2

土日は春霞のようなモヤっとした天気だったのだけど、今日のはそれとは違って単なる曇り空。昼ごろにはちょっとだけ雨もパラついた。この時間、外はもう暗いけど風がゴウゴウと唸っている。寒気が入ってきて明日は一気に冬に戻るらしい。やっぱりそう簡単には春にならないようだ。まあね、三寒四温といいますからね。

中公新書の日本写真史(下)鳥原学著を読み始めているのだけど、この1975年以降というのがちょうどボクが写真に興味を持って自家現像を始めた頃とダブっているので読んでいて時代的にもシンクロする内容が多くとても興味深い。

この頃は渋谷のパルコというファッションビルに勤務していて、そのパルコを運営するセゾングループというのが日本の写真文化に大きな影響を与えた存在であったこともラッキーだったかもしれない。荒木経惟氏の写真学校という連載もいろいろヒントになったし刺激も貰った。特にストリートスナップなどは度胸も大事で良い勉強になったと今でも思っている。

あとはなんと言っても当時、新進気鋭の内外の写真家の写真展を観ることが出来たのもパルコにいたアドバンテージだったと思う。なにしろあそこは当時の渋谷の文化的な拠点でもあったくらいだから。まだ日本では禁止されていた裸の写真も真っ先に展示していましたからね。もっとも二日目にはもう官憲の規制が入ってカバーを掛けられたりしていましたが。

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