赤色 by G1X Mk2
三連休最後はこどもの日。3日連続で国旗掲揚だ。今日も朝から快晴で、絶好のお出かけ日和だったがボクはどこにもお出かけしなかった。その代わり母に頼まれて墓参りのお供。しょっちゅう墓参りに行きたがるのは田舎住まいの年寄りの特権か?
無信心なボクは毎月の墓参りでも多いと思うくらいなのだけど、墓には毎月どころか毎日お参りに来ている家もあるとのこと。これはやっぱり亡くなった人との精神的な結びつきの強さといったようなことが関係あるのかもしれない。するとボク自身は薄情な部類に入るのだろうな、きっと。
その代わり、墓前でも神社参拝時でも何かを神頼みするようなことも無くなった。心の中で「こんにちは」と言ってくるだけだ。あるいは「皆が平和でありますように」といったような、なるべく個人的な内容から遠いことを一瞬ココロの中で口走ってくるに過ぎない。
これはなにも宗教や死後の考え方や先祖への敬い方を軽んじているということではない。そういった文化的な枠組みは十分尊重しているし、大事なことだとも思っている。ただ自分がその当事者になれなくて、どこか傍観者であるだけなのだ。これはこの先、自分が歳を重ねることでどう変化していくのか、あるいは何も変化しないのか、自分のことながらこれからの先行きに興味がある。