貰い物 by G1X Mk2
無事にサミットも終わって、今日の東海地方のテレビニュースではそうした日常の生活が戻ってきたことを表すような映像が目立った。それだけ特殊な期間だったということだろう。なにしろ警察官で伊勢志摩に応援に来なかったのは熊本県だけで、沖縄や北海道のナンバーをつけたパトカーを見かけたほどだ。そんなにパトカーが足りなかったのかなあ、二重連で走ってるのを2度も見かけたのだけどねえ。
こういうことにコスパを考えるというのはおかしいのかもしれないが、例えば報道用に開設された国際メディアセンター。これは主に既設のアリーナに設けられたのだけど、それだけでは足りないからと敷地に別館が建設された。その費用、なんと28億円!これがサミット後には3億円かけて撤去されるのだという。これはいくらなんでももったいないんじゃないか。外務省が主体となってプラニングされたというが、この金額は舛添さんどころじゃないぞ。
さて、首脳たちが一番最初に訪れた伊勢神宮ではみなさんがそれぞれ自筆で記帳しており、それが神宮サイトで公開されている。内容といっても短い文章と署名だけなのだけど、これが英米の二人は英語、メルケルさんはドイツ語、オランドさんは仏語、レンツィーさんは伊語、とまあ当たり前の自国語で書かれている。じゃあ、カナダのイケメン、トルドーさんはどうなのだと興味を持って観てみたら、最初に仏語、改行して同じ内容を英語で書いていた。うむむむ、やっぱり自国内の勢力分布に気を使うのだなあ。
ちなみにEU首脳のお二人はというと、一人が英語でもう一人が仏語だった。ふ〜ん、それだけのことなんだが、なかなか興味深いハナシだ。確か、EU本部はベルギーのブリュッセルにあったと思うから、EU代表の内のお一人くらいはオランダ語でもよかったんじゃありません?