by G1X Mk2
甘い香水のような匂いが辺り一面に立ち込めている。蕾がいっぱいあるからこれからもどんどん咲きそうだ。しかしこの美しく匂うクチナシも、開花してから日が経つと惨めな茶色の残骸となってしまう。ホントに花の命は短かけれだ。
今夜は週末恒例のビッグバンド練習日。合奏タイムの1時間前に行ってフルートの練習をした。フルートの教本によれば、どんなに少なくとも毎日1時間はやりなさいということになっているが、なかなかそうも行かない。タファネル&ゴーベールの教本は面白いのだけど、同じ音階をアーティキュレーションを変えて演りなさいと書いてあるが、ちょっと区切り方が違うだけの10種類のアーティキュレーションが書いてある。しかしそりゃあ貴方、いくらなんでも飽きるって。
でもこれを飽きずに毎日数時間練習出来た人が、いわゆるクラシック界においてフルートプレーヤーと言われる存在になり得るのだろうな。軽音楽の世界ではとてもそんな真似は出来ない。という訳で週に1時間の貴重な練習タイムでフルートを鳴らす。ちなみにお題はコルトレーンチェンジでの各1235や分散和音。
メンバーが揃ってからの2時間弱はバリサクでの譜面読み。これはこれで面白いのだけど、バリサクパートの休符が長いとつい余計なコトをしたくなってしまう。どうもね、いくらフルバンといえど小節数を数えて自分の出番を待つというのが苦手なんだな。おまけにラテン調の曲なんかだといっそパーカッションを演りたくなってしまう。コンガも楽しいものなあ。