*** テキトー絵日記 ***

2016/06/23(木)

メキシコ旅行二日目

アステカ神話の神のレリーフ@国立人類学博物館 by G1X Mk2

日本時間では翌23日の日記になるが、実際のところは日付変更線をまたいだので現地時間では今日も6月22日。アエロメヒコの機材は最新のB787ドリームライナーで、これが前回キューバ行きの時に乗ったのと一番の違い。ただ中部ー成田のJAL便では同じ787でも787-900で、シートアレンジが2-4-2だったのだけどアエロメヒコでは787-800でシートは3-3-3。なので最初窓際を振られたのだけど粘ってなんとか通路側を確保してもらった。乗った飛行機は相変わらずの満席で、空席のある国際便なんてのは長いこと見たことがない。

太平洋超えはこれで2度目なのだけど、やはり太平洋は十分に大きい。しかもメキシコシティはNYやシカゴよりも遠く、ジェット気流の助けを借りても行きが12時間半もかかる。距離にして1万3千キロを越えるのだから、そりゃ遠いわなあ。にしてもこの距離を双発のジェット旅客機が給油なしで飛べるということに改めて感心する。B787以前のメキシコ発はティファナで給油していたのでカーボンファイバーの機体のおかげというところか。頑張れ東レ!

そしてやっとメキシコシティの空港に到着したのが22日の午後1時。片手でお菓子を食べながらパスポートチェックをするという、なんともユルい入国審査を抜け、税関では冗談半分の質問を受けて一気にラテンアミーゴの国を実感する。近隣のラテン国ではあっても入国審査がピリピリしていたキューバとはエラい違いだ。この後もいろいろなことでユルいというかテキトーというかのメキシコ体質を経験することになった。

さて空港を出たら待っていたのは2-1配列のデラックスバスで、新幹線のグリーン車みたいな高級シートだ。革張りじゃないけど。このバスで向かったのがメキシコ国立人類学博物館。大きな建物でメキシコの古代〜近代に至る文明の発掘品を展示している。ここではボクたちが観光する予定になっているアステカとマヤ文明の部屋だけを見て回った。


重さ24tもある一枚岩のアステカ暦

17時半にようやく宿泊するホテルに到着。夕食までの1時間で顔洗ったり着替えたり長い長い1日の締めくくりを迎えようとする。夕食はホテルのレストランでメインが魚のトマトソース、パプリカ煮込みだった。魚の名前を尋ねたのだけど聞いたことのない魚で海の魚ということだった。

食事の後、ホテルの近所にあるサークルKで水とビール6缶パックを買う。ホテルのビールはどれも75ペソ(=約600円)。でもコンビニでは6缶と1.5Lの水を合わせても104ペソ。レシートくれなかったので明細不明だけどこれだとビールは100円ちょっとくらいか。まあホテルとコンビニを比べてはイケナイのだけど。

ホテルではウェルカムドリンクのクーポンを貰っていたので早速地下のバーでメキシコ名物のマルガリータを頂く。でもこの時、メキシコのサッカー戦をテレビでやっていて、それを見ようと大勢の若者がバーに詰めかけていたのでさながらスポーツバーの様相だった。あまりに賑やかな応援だったのでバーの外に持ちだしてそこで味わったが、う〜ん、やっぱり大味なカクテルとなっていた。カクテルには繊細な違いがちゃんと出るものなあ。まあメキシコで繊細さを期待してはいけないのだろうけど。その後ホテルの部屋に戻り、買ってきたビールと持ってきた部屋呑み用の赤ワインで一気に睡魔来襲。9時半にはベッドでダウンしてしまった。

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