*** テキトー絵日記 ***

2016/06/24(金)

メキシコ旅行三日目

内部撮影禁止のプエブラ大聖堂 by G1X Mk2

徹夜明け気分で夜は早々と9時半にダウンしたものの、深夜の1時に目覚めてしまい、そこから眠れず、というか眠くならず4時頃まではベッドでゴロゴロしていたが、それも退屈になり4時には起きてしまった。しかしすることもないので日付は明日の昼のNHKなど見て過ごす。今はたいていの海外でNHKが見られる。

さて旅行三日目、現地二日目の観光は120km離れたプエブラというところまで途中3200mの峠を越えて行く。遠くに煙を吐く火山が見え北側には雪が残っているのが見える。メキシコでこの時期に雪を見るというのがちょっと不思議な感じだ。

プエブラの旧市街地は世界遺産になっていて、特にプエブラ大聖堂は高さ40数メートルのドーム天井までが素晴らしい装飾となっていたが残念ながらここは撮影禁止なのだった。次に入ったサント・ドミンゴ教会は壁や柱、天井までもが精緻な金箔が施されていてメキシコ・バロックの様式美は息を飲む美しさだ。


金箔で覆われたロサリオ礼拝堂@サント・ドミンゴ教会

それからタラベラ焼き工房やパリアン市場など見てから昼食はレストランでビュッフェスタイル。肉料理がいろいろあったがここはやはりプエブラ名物のチキンのモーレソース煮込みだろう。カカオをたっぷり使ったソースなのだけど別の言い方をすると名古屋名物、八丁味噌といった感じだ。


タラベラ焼きの工房を見学

食後は煙を吐く活火山山腹にあるウェツィンゴ修道院に立ち寄り外観の見物。ここも世界遺産になっているが外観のみの見学で、これでは16世紀に来たスペイン人が建設したなどという歴史的背景を知らなければ世界遺産の有り難みは分からない。


16世紀の修道院

その後、朝来た道を戻ってメキシコシティのホテルに戻った。夜はホテルから歩いて賑やかなエリアを通りショーレストランで夕食。ここでマリアッチを始め数組の音楽バンドを聴きながらタコス料理を頂いた。しかしハッキリ言って料理は大味で繊細さに欠けるのであまり美味しいとは言えない。


総勢8名のマリアッチバンド

ショーの方は最初がキューバでよくあったようなギターやボンゴに男女の歌といったロマンチックな編成。その次に出てきたのが世界無形遺産にもなっているメキシコ名物のマリアッチ。これをバックに女性歌手や男性歌手、ダンサーやカウボーイのロープ使いなど次々とフロントが入れ替わるが女性歌手が最初に歌った曲がキューバでも聴いたPaloma Queridaだったのはちょっと嬉しいところだ。演ってくれなかったらリクエストしようと思っていたのでね。最後のバンドは電気楽器中心で今風の音が鳴り出したところで店を出た。ちなみにここはボクたちのような海外からの団体客や小グループ客が目立ったが地元のメキシコカップルなども多数訪れていた。しかも人前でも遠慮することなくイチャイチャするのがメヒコ流のようだ。


路上の売店が多い

9時を回ったあたりで店を出て歩いてホテルに戻ったが、今日は週末か?と思うほど夜の街角は賑やかに盛り上がっていた。(実際は木曜日です)こういう風に平日でも夜を外で楽しもうというのがスペインやキューバなどとも共通していてラテン圏の羨ましい文化でもある。

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