*** テキトー絵日記 ***

2016/06/27(月)

メキシコ旅行六日目

ククルカンのピラミッド@チェチェンイッツァ遺跡 by G1X Mk2

メリダのホテルを出てバスで一時間半ほど走り到着したのが有名なチェチェンイッツァ遺跡。今まで見てきた各地のマヤ遺跡ではガイド氏からマヤ文明についていろいろと教えてもらい、悠久の昔に栄えた壮大な文明に思いを馳せたりもしたのだが、しかしここはあまりにも観光地になりすぎていた。まずもって観光客の多いこと。これでも空いてるほうだと言われたが、ここは金閣寺入り口ですか?と思いたくなるような混み具合。


天体を観測していた建物

この崩れ方と天体観測ということでついドーム天井を想像したくなるが、実際には円筒形の建物だったということだ。マヤは正確な天文観測を行っていて、月や太陽の運行周期に加え、金星の複雑な周期までもほぼ正確に理解していたというから驚く。望遠鏡が無くても智慧と工夫で出来るのですねえ。それゆえ数学も発達していて、インドで0の概念が発見される更に600年も前にマヤでは0を用いた20進法が使われていた。


テオティワカンを代表するアステカ文明には文字がなかったのだけど、それより昔、ここユカタン半島に点在するように発展した部族社会のマヤ文明では、文字も数字も高度に発達していたというのがロマンでもある。


春分と秋分の日に現れるククルカンの頭部の彫刻


あちこちに土産物の売店が並んでいる


やっぱりこのピラミッドがハイライトだな

ここの観光の後はランチタイム。それから川のないマヤ文明の水源となったセノーテ(地下湧水の泉)の一つで体験水泳となった。


シケケンセノーテ

ボクも泳いでみたが、明るい水面は上に開いた穴から差し込む太陽光の反射で綺麗な色をしているのだが、光の差し込まない奥のほうでは透明度は高くない。というか感じられない。水深は2mから10mあるということでほとんどの人がライフジャケットを付けてプカプカと浮かんでいたが、それじゃあ泳げないのでボクはいつもの調子で泳いでいたら、それを上で見ていた添乗員さんからフォームが綺麗だと褒められた。ヤッタね。


地下の泉へと降りていく入り口

その後バジャドリ市内へ移動して、またも中心部のソカロ付近を散策タイム。ここも昨日のメリダのソカロとよく似た作りで、円形の公園中心部から放射状に伸びた通路。その外側に道路を挟んでカテドラルや重要施設といった配置だ。みんなベンチに座ってノンビリと日曜午後(現地時間)のお喋りを楽しんでいる様子だった。でも音楽はどこからも聞こえてこないのがキューバと違う残念なところだ。


バジャドリ市のソカロ

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