by G1X Mk2
この写真、何の変哲もない建築工事中の現場写真に見えるが、実際その通りなのだけど、なんとここは昨日までは基礎工事が完了しただけの場所なのだ。つまり昨日までは地面から数十センチの白いコンクリートが出ていただけの場所に過ぎない。それがたったの一日で少なくとも外観からはほぼ完成のアパートとなったことの驚きの証拠写真なのだ。
まあこういう建築工法があることは知っていたが、それにしても一軒分の間取りを３つのブロックに分けて積み上げていくだけでおおよその完成となるのには驚いた。ここは1階2階とも２区画ずつなので合計１２個のブロックを積み上げて出来ていることになる。写真のようにバルコニーはもちろん反対側には玄関や２階へ上がる階段、室内ではユニットバスなども一気に完成となった。なので建築につきものの足場も殆ど無い。驚くねえ。
ただこの場所、当初は３階建てのアパートで設計予定だったと聞いた。ところが最初のボーリング調査で「まあ5，6ｍも掘れば」と言っていたにも関わらず結局、硬い岩盤に到達したのが30ｍも地中深くのことで、アパートが２階建てに変更になったのはそのせいだろう。
と、他所様のことなのにいちいち日記ネタにしているのはここが実家の隣だからだ。まあ移り変わりゆく故郷の変遷を写真記録しておくという意味でもある。
