*** テキトー絵日記 ***

2016/08/03(水)

週末の演奏曲を考える

夏雲コレクション by G1X Mk2

テレビニュースによると昨日はあちらこちらで激しい雷雨やゲリラ豪雨があったらしいが、ここ伊勢志摩地方は穏やかな、というかカンカン照りの真夏日が続いている。今日も三重県北部では土砂降りだったりするのだけど、伊勢市内はご覧のとおり。

今度の日曜日は隔月恒例のライブなのでそろそろ選曲にかからないといけない。真夏が続いているのでこの気分を反映したいのだけど、具体的には今のところ、Summertimeと Estrellitaくらいしかアタマにない。ラテン風味でまとめたいところだけど、ドラムレスのサックス、キーボード、ベースのトリオ編成なのでラテンといってもねえ、と思ったが、いやいや、そんなことはない、なんでも演りようはあると思い直して曲を考えている。

嬉しいことにこの隔月ライブには固定ファンといえる方々が来てくださっている。すると同じ曲を取り上げるのも芸がないなと思ってしまうし、かといってあんまりヤヤコシイ曲もねえ、楽しんでもらえないだろうし、第一そんな曲はこちらが上手に演奏できない。

コルトレーンは晩年「My favorit things」という曲で一世を風靡したほどなのだけど、後になって一緒に演っていたドラマーのエルビン・ジョーンズが、「あの曲は何度も何度も演って終いにはイヤになった。1000回くらい演ったんじゃないか」と語っている。1000回はオーバーだとしてもたぶん相当な回数をこなしていると思われる。当時の彼らのスタイルは、曲のメロディを楽しむというよりも、そこからどのように発展させていくかという即興性が主体なので、バンドとして同じ曲を何度でも繰り返して没頭できるのだろう。もちろんそれを可能にするだけの引き出しや情熱があればこそなのだけど。

というわけで、考えていると書いた割には最初の2曲から全然増えていない。ありきたりのボサノバをありきたりに演ってもねえ、、やっぱり演奏するこっちが本気で面白がって演れる曲じゃないと伝わるものも伝わらないと思うし、、、う〜〜む。

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