by G1X Mk2
昨夜は東北に接近した台風10号の影響で一時的に強い雨が降ったのだけど、一夜明けてみればよくある台風一過のごとく朝から快晴。しかも寒気団からの吹き下ろしなのだろうか、乾いた風がとても涼しく秋の訪れを予感させるような爽やかな朝となった。
さすがに午後になると気温も上がってきて30度近くまで上がったのだけど、なにしろ湿度が違う。30%程度とサラサラに乾いているので、窓から入り込む風がとても気持ち良い。こんな日に正味50分かけて1800m泳いできたあとの午後は、と〜て〜も〜眠くなるのだった。お昼寝の幸せと言っても良い。
ジュニアが「夏が終わったのか」と言ったが、さすがにそれは無いだろう。まだまだ残暑厳しき候てな頃のはずだ。しかしそれにしても思うのは気温よりも湿度のほうが不快感に大きな影響を持つということだ。
ボクがアパレル業界に入ったウン十年前に「女性物の夏用のジャケット」というものがあることを知って、夏の遊び着なのに上着まで着るのか?と疑問に思ったことがある。その答えは欧州の夏は湿度がないので真夏でも上着を着用できるというものだった。以来、夏のヨーロッパを体感することが一種の憧れになっていたのだけど、近年になってそれが実現できてみると、確かに彼方の国では夏でも上着を着用するのは充分可能であることを知った。ボクが夏に欧州に行きたがるのはウン十年前のこの疑問が根っこにあるようだ。