by G1X Mk2
今夜は月例ライブの日。今月は映画音楽特集ということで普段演り慣れないというか、いや違うな、殆どが本邦初のものばかり。おまけに譜面はもらっていたが事前の打ち合わせの時間もほとんどなく、例えば始まり方は打ち合わせをしたものの終わり方を決めてなかったりと、演奏を始めてから、ヲイヲイこれはど〜するの?だったりしたのだけど、まあなんとか演り終えて、いつものように終わってみればああ面白かった、なのでした。まったく、こういう心境になるには相当の厚かましさが必要なことは間違いない。
しかし演ってみてわかったことは例えば有名なミッションインポッシブルのテーマ。あの印象的な5拍子はイントロだけでテーマメロディが始まったところから実は16beatになっていたとか、ロリンズが吹きまくるアルフィーのテーマ。これも実際には譜面どおりの進行ではなく8小節程度の繰り返しだとかは、演ってみて初めて分かるのだった。それにしてもM.I.、実に巧妙に仕掛けしてあるもんだなあ>(イントロは1.5+1.5+2=5(10)拍子、それがテーマ部以降は1.5+1.5+1.5+1.5+2=8(16)拍子)。
こういうアレンジ主体の曲を演ると普通のスタンダード曲が無性に演りたくなる。曲の構成やコード進行も普通ならテーマのメロディも実にシンプルというのがいいな。なんでもブランコのようなもので、どっちかに偏ると今度は反対側のものが演りたくなる。とはいえ、今夜はアルフィーのテーマやMy
Favorite Thingsのようなほとんど一発もので吹きまくったり、さらには処女航海のモード曲も演ったのだけど。
演奏タイムが終わったら11時でほぼ3時間。先月は12時まで演っていて約4時間の長丁場だったので今月はまだマシなほうか。まあ面白いからいいんだけどね。