*** テキトー絵日記 ***

2016/10/22 (土)

ドンヨリ空の下、リードを試す

終日ドンヨリ by G1X Mk2

朝から一日中曇り。それも厚い雲に覆われていて日差しは全くないが、そのわりには雨も降らない。気温も低く午後でも20度あるかないか。昔、東京の名画座で観た北欧の映画がずっとこんな天気で撮影されていて、陰気だなあ、日差しに乏しいとこうなるのかなあと感じたことを思い出した。やっぱり陽気さと太陽は関係あるね。

昨夜の畳敷きライブではテナーサックスの合成リードを初めて使ったのだけど、事前に小さい音で鳴らしている分には問題なかったが、ドラムも入ってのバンド編成である程度のボリュームで鳴らそうとするとリードの動きが上手く追従しないことが分かった。あるいは今使っているマウスピースとの相性の問題かも知れない。(実はこの直感が功を奏した)

そこで今朝は楽器を持って久しぶりに宮川河川敷に出向き、未使用のリードを20枚くらい試して使えるリードを見つけようとした。がしかしどういう訳か鳴り方や反応の気に入ったリードが見つからない。20枚も試せば2.3枚はOKのものがあっても良さそうなものだが、辛うじてまぁまぁかなというのが一枚あっただけだ。

う〜む、ずいぶん打率が悪いな、と思いつつ、昨日使った合成リードを長らく使ってなかったオットーリンクのメタルマウスピースに付けて鳴らしてみた。するとこれがバッチリの鳴りなのだ。ええ〜!そういうことなのか、と意味不明な納得をしつつも直感を信じて次回はこの組み合わせを使うことにした。

このメタルマウスピースはオットーリンクのNYモデルというものでテナーを始めた頃に使っていたのだけど、もうここ最近は10年以上使っていなかった。お陰でマウスピース内側などはメタルが腐食し始めたりしているが、なあに、音さえ良ければ全て良しなのだ。とはいってもあまりに酷いので家に帰ってから丁寧に洗浄したけどね。次回はこのセットを使って某バーで歌伴中心の予定だ。

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