*** テキトー絵日記 ***

2016/11/02 (水)

ありふれていない曲はそれだけ難しい

by G1X Mk2

朝から一日中曇だったが夕方になって日が差してきた。そこで無茶を承知でカメラを直接太陽に向け完全な逆光写真にトライした。一応HDRモードで撮影してみたのだけど、その結果は普通なら真っ白かそれに準じる画面になっても良さそうなのだけど、さすがは[白飛び防止/on]だ。この機能を働かせているおかげで画面が飛んだりはしていない。ちなみにこの時の自動で動いた絞りはF9だったからきっと内蔵のNDフィルターが働いたのではないかと思う。しかし逆に言うとそのせいでこの写真が太陽を正面から逆光で捉えた写真とは思ってもらえなさそうだ。便利機能も良し悪しだなと思う。

スティーブ・スワローというベーシストが作曲したFalling Graceという曲がある。和音の動きが独自でなかなかの難曲でもあるのだけど、そのメロディが不思議に心惹かれる。普段というか、今まで割りと沢山のスタンダーソングを演奏してきたのだけど、こういうスタンダード曲を演れば演るほど普通のコード進行では物足りなくなってくる。

だから過去のジャズ偉人たちが、モードに走ったり、あるいはコルトレーンチェンジのような一種独特の和音進行に走ったりするのも無理はないと思う。だがしかし、当たり前ではあるのだけど、こういう"ありふれた"進行ではない曲でアドリブソロを取ろうとすると、、、難しいのだ。でも魅力的なのだ。しかしそれは必死になって演ってる自分が面白いのであって、それを聴く観客が面白いと思うかどうかは別問題だろうと思う。

結局は実力次第という極めて当然なハナシになるのだけど、実力は及ばずともこれを面白いと思う自分が表現できたらなあと思いつつ夜ごとフルートでトライしている。


Falling Grace

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