御覧の通り by G1X Mk2
なんと24.1度。室内ではあるけれど日陰でこの気温。日差しの当たる窓際では完全に夏日。今、プールから帰ったところだけど、動いていたのでシャツ一枚でも暑くて腕まくりして団扇であおぎながら書いている。これで本当に12月なのか?あと1週間ほどで正月だなんて信じられない。サンタがサーフィンでやってくるという南半球みたいだ。
40年ほど前に学生時代の後輩からソプラノサックスを譲ってもらった。ヤマハの初号機でYSS-61という型番だ。それのシリアル1319番なのでかなり若い番号だと思う。調べてみたらヤマハがソプラノサックスを作り始めたのが1972年ということなので、その頃のソプラノサックスに間違いないと思う。
フュージョンブームなどの時には周りも電気楽器やバタバタ煩いリズムなのをいいことに、これを使ってピーヒャララと演ってたのだけど、はっきり言って使い物にならなかった。どうダメかと言うと最初のオクターブと次のオクターブが順当につながらないのだ。だから音程の面でどうしようもなく、これをメンテや改造でなんとかならないかとリペアマンに頼んでみたこともあるのだけど、その返事は「この楽器固有の欠陥なのでなんともできません」というものだった。ヤマハも最初は下手だったんだね。
以来、この楽器を持ってることも忘れて(忘れてはいないけどさ)倉庫の隅っこに放置してあった。そして昨日、ネットでなにかのページを見ていたら「あなたのサックス高く買い取ります」という広告に出会った。たぶんAIだかなんだかで、ボクの興味ありそうな広告が優先表示されたのだろう。
そこで思い出したのがこのソプラノサックス、別に壊れているわけではないから売ってしまおうと思って気軽に応募してみた。実際の買い取り価格は現物を見てからということなのだけど、まあいくらになるにせよ、倉庫で埃をかぶっているよりはマシだろう。てなわけで先ほど宅配業者がこれを引き取りに来た。さてこの評価額はいくらになるのでしょう。本人評価額は、、、、、ジャカジャン!