by G1X Mk2
雨は上がって朝から晴れたものの、午後からは分厚い雲が広がり、夕方になってから再び日が差し込んできた。昼頃にかけて低気圧が通過していったということなのかな。今日は昨日の振替休日かと思ったら、そうではなくてこの月曜日が成人の日ということなのだった。でも晴れ着姿のお嬢さんを今日は見かけないぞ。
7日の松の内まで飾っていた玄関の松飾りを近所の神社に置いてきた。来週の日曜日に焚上げといって境内で燃やしてもらえる。ところでこの神社には「祝祭日には国旗を掲揚しましょう」というノボリが立っている。そこで思ったのは、あれ?いつからか祭日という言い方が無くなったなあということ。昔は祝日と祭日がゴッチャになっていてひょっとすると両者には違いがあるのだろうけど、実質的には祝日と言ったり祭日と言ったりしていた。
そこでちょっと調べてみたら、政府が認定した休日が祝日で、皇室や神宮由来のものが祭日ということのようだった。なので戦後は祭日は休日ではなく、休日といえば祝日と一本化されているのだった。なんだか昔は中近東と言ったのが、ある時から中東に変更されたハナシとダブるな。こっちは外務省が言い出したハナシだけど、最近は結構広まっているように思う。うん?こっちも調べてみようかな。
ええと、中近東も中東も元はといえば英語の呼び方の日本語訳であって、その元はFar
East(極東)、Middle East(中東)、Near East(近東)のようだ。で、遠いとか近いという表現は、英国の植民地主義がベースにあって、なので英国に遠いか近いかがFarとNearの違いになる。当然、その間がMiddleということだ。
さらにどうやらFar Eastという呼び方は英語圏ではもう古い言い方らしい。なぜだ?と勘ぐってみると、それは英国からはFarでも米国からならむしろNearになるからじゃないか?というもので、つまりは大英帝国の盛衰を意味してるのじゃないか。
とまあ、どこまで当たってるかはワカラナイのだけどFar Eastが時代遅れの言葉になりつつあるのは本当らしい。ボクがまだ学生の頃に買ったエリントンオーケストラのアルバムは印象的だったのだけど、そのタイトルが「極東組曲」(Far
East Suit)だった。アメリカの楽団がイラン各地を旅行してるのも今となっては印象的だ。(そのせいでボクもいつかはイランを旅行したいと願っている。)・・・ただ外国人旅行者であってもイラン国内では禁酒というのがネックなんだなあ。