by G1X Mk2
アメリカの写真投稿サイト、JPGmagにはwtfというジャンルのようなものがある。これの意味するところは”What
The Fuck?”というもので日本語にすれば「こりゃいったい?」てなところだろう。というわけで今日の写真のファイル名はwtf.jpgにした。でこれは何かって?まあ見ての通りで釣りをするウサギと並んで座っているカエルです。
先月からメインのタワーパソコン、仕事で使っているノートパソコンとトラブルが続いたのだけど、今度は奥さんの使っていたプリンタが壊れた。プリンタの場合はパソコンのようにどこかが不具合のようだ、てなものではなく電源を入れるなり「故障です、修理を依頼してください」と文面が出てハッキリと故障を宣言されるだけだ。
昨今はインクセットを二回買ったら新品のプリンタが買えてしまうというご時世なので、当然修理を依頼することもなく、多機能タイプの一番安い機種を買ってきたが、なんと事前に調べておいたネットの最安価格よりもリアル店舗はさらに安かった。それがさらに会員5%引きなのでホントに安い。大容量タイプのインクなら2回分もしないで新品のプリンタが買えてしまう。
そりゃ安いのは嬉しいけれど、こんな価格体系はどこか間違っていると思う。確かに本体が安い分だけ高いインクを買うハメになるのは了解しているけれど、こういうビジネスモデルはどうなの?ちょっと前までのタダ同然のケータイと月次料金とかもそうだけど、なんかこういう商売のやり方は好きじゃないなあ。
昔の家電製品は長く使えたし、また長く使えるように作ってあった。それが使っている金属パーツをプラスティックに替えて一定期間で壊れるようになって、さらに電子機器になるともっと耐久性に乏しくなってきた。年末のマザーボードとcpuのソケットの進化でも経験したことだけど、更新のスピードが上がっているのでこうならざるを得ないのだろうということは分かるけど、モノへの愛着は持てない時代になりつつあるということなのだろうか。しかもそれがモノだけではなくて精神までもが脆弱になりつつあるような気がする。