膨らみ始めた木蓮の蕾 by G1X Mk2
春になって開花する花の種類は多いが、これらは暖かくなる前にいったん寒い時期を過ごすことが前提になるらしい。つまり一度寒い時期を経験した後に暖かい日を迎えることによって開花のスイッチが入るという仕組みらしい。なるほどねえ。
けれどその一方で、南国の花などはいつもいつも暖かいというか暑い毎日の中で開花を繰り返している。う〜ん、これらの種類というかタイプの違いはそのまま人や物事の理を表しているような気がする。
音楽の世界で言うとドミナントモーションによる音楽と、特定のモードで浮遊する音楽の違いのような。組織論で言うところのラインとスタッフ、金融ならばフローとストックか、いやいやそれでは発想の飛躍が過ぎるかも。でも変化するから効果が出るものと、変化せず滞留するからこそ効果が出るものといった違いに読み替えられると思う。
てなことを膨らみかけた木蓮の写真を見ながら頭のなかで妄想を膨らませているのだった。