by G1X Mk2
この時期の大阪名物「造幣局の通り抜け」に行ってきた。ここは普段は入れない大阪造幣局に面した公園風の通路で、長さが500mほどのところに130種類を超える桜の木が350本ほど並んでいる。桜の開花時期だけここに入れるのだけど、なにしろ1週間ほどの開催時期に70万人を超える人が来るというから驚きだ。
最寄りの駅を降りたところから人、人、人のかたまりがここを目指すので流れに従って歩けば自然にたどり着く。この通路は南から北への一方通行になっていて、逆走するとたちまち注意されるし、一旦出口に出るともう入れない。といっても入場料が要るわけではない。あくまで人の通行整理のためのものだ。
今日だけど、昨日までの荒れた天気が収まって午前中はまだ曇っていたものの午後からは青空が広がり絶好の桜見物日和となった。ただこの造幣局の桜は見たこともないような桜の種類がいっぱいあって、おまけにそれらはソメイヨシノよりは開花時期が遅いため、まだ蕾のものが多かった。
しかしその半面、この造幣局の通り抜けをでて川沿いに折り返す道中には沢山のソメイヨシノが満開となっていて、風情としてはこちらが断然素晴らしいものだった。特に桜という花に興味がある人には造幣局もいいのだろうけど、凡人のボクには単一のソメイヨシノが咲き誇る川沿いの景色がとても良かった。