宇治橋にて by Q7
今週末の3日間は伊勢神宮で延寿大々神楽(えんじゅだいだいかぐら)が催されている。これは伊勢市内在住の80歳以上の方々を招いて神楽をあげるというもので、今年80歳の人には記念の延寿杖が、それ以上の歳の人には湯のみ茶碗とお札とお守りがセットになったものが授与される。
母はとうに80歳を超えているのだけど、知り合いや交友関係などからこの授与品を貰ってきてほしいと毎年頼まれる。皆さん思うような移動手段がなかったり、たとえあってもまともに行くと@往復のバス代を払う、Aクルマで行って河川敷に誘導されそこから歩く、B宇治橋近くの駐車場に入ろうと1時間以上も車列に並ぶ、このどれかしか普通は方法がないからだ。
ボクは裏技を使うので、クルマで行っても山道の道路脇に駐めるなんて方法がある。まあこれは地形というか付近の事情を知ってるものしか使えない技ではあるが大変便利なので毎年これで行っている。今年はボク以外に2台のクルマが駐めていた。もっと置こうと思えば置けるのだけど、道路脇の枯れ葉が積もったところは下手をすると枯れ葉の下がぬかるみになっていて、出るに出れなくなってしまう可能性もある。特に雨上がりだとなおさらだ。
実は伊勢に帰ってきた1983年に、この山道で方向転換しようと思って道路脇の枯れ草の積もったところに車輪を入れたらそこから出られなくなった経験がある。あのときは通りがかった地元の軽トラに牽引してもらって脱出したのだった。どおってことのないように見える山道の道路脇は案外危険だったりすることを学んだのでした。