*** テキトー絵日記 ***

2017/06/03(土)

「竹あかりのおまつり」

外宮前広場にて by Q7

今週末は外宮参道と外宮前広場で「竹あかりのおまつり」という催しがあると聞いて昨夜のうちに覗いてきた。なので今日の写真は昨夜のものだ。実はこの催しについて全く知らなかったのだけど、昼間にこの近くを通りかかったらなにやら竹材がいろいろと組み上げられていたので、あれは一体何だろうとネット検索してみて初めて催しのことを知った。

竹に入れたロウソクで外宮参道をライトアップする催しは以前からあったのだけど、今回のような長い竹をまるで伊勢型紙のように細かくくり抜き、それを中からロウソクや電球でライトアップするというのは初めて見た。

例えば下段左手の写真でわかるように、一本の竹には実に細い穴が沢山開けられていて、まるでレース模様のような効果が出ている。これらはロウソクを使ったものと、上段のような電球照明のものがあったが、気分から言うとやはりロウソクに軍配があがる。色温度の点でももそうだし、チラチラと揺れる灯りは夏の風情を感じさせてくれる。

ただロクソクにはデメリットもあって、それは昨夜のように風が強いとせっかく点灯した灯りが風で吹き消されてしまうことで、特に地面近くにセットされた外宮参道のものは殆どが消えていてスタッフが点けてまわっていたが、一本点けては風で消えないようにサランラップをかける。でもそれって竹筒内の酸素不足になっちゃうんじゃないの?それにあの調子じゃ催し時間内に全てのロウソクを再点火させられないと思うなあ。

てなことはさておき、人はいっぱい出ていて、何か変わったコトがあるとすぐに人が集まるのは普段の変化の無さの表れか。そこで思い出すのがメキシコやスペインなどのラテン圏の人たちで、彼らは特に何もなくても家族連れで夜の外出を楽しんでいた。たぶん基本的に外が好きなんだろうな。夜の10時過ぎに小さい子ども連れの一家が公園を散歩するというのは、あまり日本じゃ考えられないけど、多くの人がそうしているので、きっと日本で言う夜祭気分なのだろうな。

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