*** テキトー絵日記 ***

2017/07/21(金)

昭和の思ひ出

アスファルトの隙間から伸びる雑草(油彩調HDR) by G1X Mk2

ここまで伸びると観葉植物の一種かと思ってしまう。しかも驚くべき速さで成長している。以前にラジオで「雑草は強いのではなく繊細なのです」という解説を聞いたことがあるが、隙きあらば巧みに繁殖してみせようとする雑草のセンサーはきっと優秀なのだろうなと思わざるを得ない。

昨夜から今朝にかけての間に雨が降ったようで、銀行に出かけようとしたら途中のマンホール類の蓋がことごとく濡れてまだ水が溜まっていた。でももし鉄製の蓋が無かったら夜中に雨が降ったことには気が付かなかったと思う。小学生の頃は通学路がまだ舗装されていなくて、雨上がりなどは道路のあちこちに小さな水たまり出来ていたものだ。これをわざわざ選んでパシャとやるのが楽しかったりする記憶がある。

冬だとここに薄い氷が張っているので、そこをパリンとやりながら登校するのはもっと楽しかった。ってあれは小3くらいだったのかな?

昨日、テレビで伊勢湾台風の被害を展示する企画の紹介があった。確かに5,000人もの人が亡くなるという大惨事だったし、あの巨大な暴風で家が揺れに揺れた恐怖感は今もハッキリと覚えている。ただ昨日のテレビで見た当時の写真には別の意味で驚いてしまった。そこには台風の被害にあった人々が写っているのだけど、思わず「え!ここはどこですか?ラオス?ミャンマー?」という風に反応してしまったのだ。

昭和34年(1959年)の日本ってあんなだったんだねえ、、通学路が舗装されていないのも当然だな。

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