＠河崎蔵 with K-01
今日の午後はボクの方からハナシを持ちかけてそれが実現したトリオライブ。このピアノさんは年齢がボクの半分と未だ若いのだけど、ボクが今一番買っている人材でもある。そのピアノさんが一番気に入っているというベースさんはそれほど若くはないが、気質的とでもいうのか、ボクから見るとピアノさんと似通った部分のあるタイプだと思う。
その二人とはオシゴト演奏を通じてご一緒したことはあるのだけど、自由にというかジャズを心ゆくまで演奏するのはこれが初めての機会だ。今回はドラムレスでなおかつ繊細な部分も持ち合わせているピアノさんたちということもあって、ベースもアンプなしの生音、なのでピアノもサックスもマイクを通したりせずに本当のアコースティックで演ったのだけど、これだと小さい音もちゃんと存在を主張できて、さらに無音の休符部分も効果的に響いてとても気持ちのよい演奏となった。
さらに今回はデュオ演奏を大幅にフィーチャーすることにしてあって、1部2部の各ステージでそれぞれピアノとサックス、ピアノとベース、サックスとベースというデュオを堪能することが出来た。これなどは絶対に無音の休符や小さい音での演奏が効果的に聴こえるような場所じゃないと気分が出なかったと思う。つまり今日の場所はそれらが本当に気持ちよく響いてくれたということだ。
元はと言えばピアノさんとどこかで二人でコソコソッと演って遊ばない？てな言い出しっぺだったのがだんだんとハナシが大きくなって、今日も友人知人や多くの女性客に来てもらって幸せな時間を過ごすことが出来た。しかし「毎月演ってほしい」とか「次はいつですか？」と聞かれたのは嬉しい誤算だった。あのぉ〜、コレは単なる思いつきなので1回こっきりのつもりだったんですけどぉ〜、、。ふ〜む、次ねえ、、、。
