with K-01
今日から10月、その初日は第一日曜日でもあるので今夜はいつもの隔月ライブ。初秋ということもあって気分はノスタルジックな古いスタンダードソングを織り交ぜて選曲したがそれらは本邦初演が数曲あった。なのでオーソドックスなコード進行でもいきなりの客前初演では適度な緊張感も漂って良かったんじゃないかと思う。
新しいところではクインシー・ジョーンズ作曲のバラード、”Evening in Paris”が気分良くできた。お客さんが思わず「酒飲みたくなってきた」と呟いてくれたのが嬉しいね。
新しいと書いたがこの曲は1956年、というとすでに61年前ということになる。むむむ、そうか、全然新しくはないな。ただそれでも戦前の1930年代や1940年代の歌ものから比べるとずいぶん新しい感じがする。つまりそれだけモダンな曲調ということだ。
先日の野外イベントでポップスユニットに参加して鳴らした時の音がちょっと情けなかったので、今夜はテナーサックスのリードを替えて行ったのだけど取り替えて正解だった。というのもいつもはヘタって鳴りが悪くなってから取り替えるのだけど、今回は新しいにもかかわらず鳴り過ぎのヤワなリードだったので腰のある音にならなかった/鳴らなかったのだ。こんな経験は滅多に無いのだけど、こんなこともあるのだな。