*** テキトー絵日記 ***

2017/10/05(木)

中秋の名月を撮る

昨夜の中秋の名月 with K20D

本当の満月になるのは今夜ということだが、お天気下り坂の今日の空はすでにどんよりした雲に覆われており、今夜は月の鑑賞など出来そうもない。昨夜のうちに撮影しておいて良かったな。ところで実際に月を写真に撮ろうとするとその明るさに驚いてしまう。普通に撮ったのではただの丸い光源としか写らない。

そこで露出をマニュアルにして明るさを低減させるべく撮る。露出補正程度では追っつかない。ちなみにこれは絞りがF11、シャッター速度が1/360、ISOはデジカメなので最低の200のままだ。レンズは望遠ズーム端の300mm、実質450mm相当ということになるが、それでもまだ被写体の月が少し小さかったのでトリミングもしている。

この程度でも元ファイルの写真データを拡大するとお尻の部分に当たるクレーターなども見えてくる。といっても望遠鏡には及ばないが。

よくある写真で、手前にススキが入りバックには大きく月の入ったものを見かけるけれど、あれは合成無しで撮れるものなのかなあ?月を大きく捉えるのはカメラの望遠次第だと思うのだけど、そうすると手前のススキにはピントは合わないと思うし、そもそも夕闇のススキと、煌々と明るい月面を同時に収めるには人間の目以上のダイナミックなラティチュードが要ると思うのだがなあ、、。言ってみれば明るい蛍光灯の管の表面に印刷された製造メーカー名を写し撮れるか、みたいな。チョット違うか? まあ商業写真ならば合成が当たり前だと思うけど。

今月のINDEXへ戻る  ホームへ  つづく