with K20D
2階自室の窓を開けたら目の前に、といっても道路を挟んだ中央上空に当たるところに巨大な蜘蛛の巣を発見。なにしろ道路のコチラ側とアチラ側のど真ん中に巣を張っているわけだから巣は大きい。よくもまあこんなにも大きなサイズで張ったものだと感心してしまう。目を凝らして良く見るとその中央部分に一匹の蜘蛛が待機中。こちらは標準的な女郎蜘蛛サイズだ。ええと念のために言うと、巨大なのは巣のほうで蜘蛛そのものは巨大ではない。
さっそくをこれを手持ちレンズの中では最長の300mm(換算450mm)の望遠レンズで狙ってみる。すると、ををを、食べカスなのか、巣に引っかかって暴れたような餌食の残骸も見える。確かに道路の真上に直角にネットを張ってればかかる虫なども多いと思う。でもこんなところで堂々と待ちかえまえていたら夕暮時のコウモリなどに逆に狙われるんじゃないか?他にも鳥とかは蜘蛛を食べないのかな?
ちょっと調べてみたらやっぱり鳥やコウモリは蜘蛛の天敵ということだった。するとコイツは相当大胆なヤツだということだな。待てよ、この毒々しい黒と黄色の配色をした女郎蜘蛛は鳥やコウモリも避けるのかな?と思って調べ直したが、全然関係なく襲われるようだった。特にベッコウバチは好んでこの女郎蜘蛛を襲うらしい。それにコウモリは目が見えない/見ないのだとしたら体色の配色がいくら危険っぽくても関係ないわけだし。
しかしまあこの巣だけでも糸の総延長は相当な長さになるのだろうなあと思いつつ、外を眺める雨の日の午後。