*** テキトー絵日記 ***

2017/11/15(水)

単焦点レンズの喜び

with Q7

同じQ7でもレンズをいつもの標準ズームから01 Standardに替えてみると描写能力の違いに気がつく。これは換算で39mm相当の単焦点レンズなのだけど、う〜む、さすがは単焦点レンズだと言いたくなる描写だ。ミニサイズのカメラでさえこうなのだからフルサイズセンサーのデジイチなんかだったらその描写は相当なものだろうなと思う。

ただ、やっぱり日常使いということだとカメラそのものの大きさや重さ、また交換レンズの要/不要ということもあって、職業カメラマンがオシゴトで使う以外にはデジイチは二の足を踏んでしまう。海外旅行などだとなおさらで、高級機になればなるほど盗難や強盗の被害に遭う可能性が高くなってしまし、また砂漠などでは交換レンズやズームレンズなどほ内部に微細な砂が侵入して故障の原因となってしまう可能性が高い。

一方でボクは持ってないがスマホのカメラも随分進化していて、iPhone6だと画角が換算で29mm、レンズはf2.2ということで、それぞれ固定ながらなかなか優秀とも言える。ただ操作系がどうなんだろ、ピントロックして構図を思い通りに作る、なんてことがスムーズにできるのだろうか?

結局、自分が思ったように操作出来るかどうかが鍵となるように思う。絶対的な性能がどうであれ、狙ったものを写すということはその時の自分の感性を表現することに他ならないのだから。

良い楽器を持つと上手な演奏が出来るかのような錯覚を覚えがちだが、カメラも同様で、性能の良いカメラを持つことと、上手な写真を撮ることは別問題なんだよなあ。

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