*** テキトー絵日記 ***

2017/12/30(土)

重大ニュースを振り返る

沈み行く平成29年 with K10D

大晦日は明日だけど、明日は午後から天気が崩れそうなので平成29年の夕日を拝めるのは今日が最後かもしれない。毎年、大晦日の晩は年越し参りに外宮へ参拝するのが習慣となっているが、さすがに傘を差してまでは行こうと思わないから、新年は年明けの初詣となりそうだ。

年末なので新聞には今年の主だったニュースなどが並んでいるがボクもそれらを見ながら振り返ってみよう。順位とかには関係なく、まずはやっぱりアメリカの大統領にトランプさんが就任したことだ。これが行き過ぎたグローバリズムの反動なのか、アメリカが世界のリーダーから降りるきっかけとなるのか、来年もまだまだ話題の中心になるだろう。

国内で言えば安倍首相の憲法改正発言だな。自衛隊を憲法で認めるというのだけど、それなら文言を加えるだけではなく国軍としての交戦権も認めるべきだと思う。この辺り、いかにもうやむやで玉虫色解決の好きな日本人向けにしないでハッキリと筋を通すべきじゃないか。

それに関連しての北朝鮮のミサイル問題。ただ「高度2000kmで北海道上空を通過した」といった報道はどうかと思う。ISSが高度400kmなのだから、それよりも5倍も高い宇宙空間を北海道上空というのはどうかねえ?

あとはパリやロンドンで起きた一般人を巻き込むテロが立て続けに発生したことだ。スペインでも起きたしアメリカでは銃の乱射事件と、何か世の中の仕組みそのものが狂ってきたような感じがする。イスラムとキリストは宗教対立ではなくイデオロギー対立だと書いた見出しを見たが、確かに根本的な思想問題のような気がする。

国内だと、小池都知事の立ち上げた「都民ファーストの会」の盛り上がりと「希望の党」の惨敗という一連のドラマ。なんだか政治におけるポピュリズムというものは中身よりも優先するのだなあという実感を残した。

ミャンマーのロヒンギャ問題も強く記憶に残ったが、難民といえばバルカン半島の難民問題はどうなったのだ?と思わせるほど報道がない。欧州における難民がいなくなったわけではないだろうに。

最後に日産や神鋼、東レなどの大手企業で製品の信頼性を失うような事態が次々と発覚していったこと。バレなければいいとか、目先の利益優先とか、「悪いことをすればお天道さまが見ているぞ」的な感覚はどこへ行ってしまったのだ、と嘆いてみるが、近代は神を殺しちゃったからなあ、、、。

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