外宮・土宮 with G1X Mk2
明けましておめでとうございます。昨夜は年越し参りで深夜に出歩いていたせいか今朝は10時までしっかり寝ていた。この歳になるとしっかり8時間以上も熟睡出来たことが嬉しかったりする。いつもの朝食はパンなのだけど今日は時間的にもブランチになるので冷蔵で届いた通販のおせち料理を一杯やりながら頂いた。
これは某料亭によるものだけど、なんと全59品もあって一口ずつならと軽く考えていたが、お雑煮も頂きながらだと結局全部には箸をつけられなかった。市内の料理屋や最近は洋食レストランまでもが正月のおせち料理を出しているけど、全国が相手の通販は激戦区ゆえなのかずいぶんとオトクだなあ。
つい食べ過ぎとなってしまったのと午前中からの酒の酔いを覚まそうと、昼からカメラ片手に写真散歩に出た。まずは家から数百メートルのことろにあるこの廃屋。
ここは今を去ること57年前、ボクが初めて英語に接した場所。その頃の伊勢には外国人相手に英語の観光ガイドという人たちが居て、小5の終わり頃からボクもここでそのうちの一人に英語というものを教わった。その後、学校で習った英語は発音が変でここで習った発音はアメリカ映画のようだった。つまり教科書英語と実践的米語の違いだったんだろうな。当時のままの外観が懐かしい。懐かしいといえばもう一つ懐かしいのがここ。
ここもあの頃通っていた絵の先生宅で、ここの2階で下手くそな水彩画を描いていた。自分で上手く描けたと思ったことは一度もないが、ここで見た油絵作品の印象は残っている。その当時は郡絵画教室という名前だった。その後は郡学習室になっているが現在はどちらも
やってないようだ。考えてみれば当時のボクは小学生。先生は大人だったから今ご存命だとしても高齢な方ということになる。しかし残念ながらお顔を思い出せない。
新しいものではこちら。ただ今駅前に建設中のホテル。ホテルフジタが建てているのだけど果たしてフジタブランドを活かしたシティホテルクラスなのか、あるいはやっぱり駅前ビジネスホテルなのか。どうも後者の雰囲気がするが果たして。
そこから昨夜というか日付を廻った頃に立ち寄った月夜見宮。夜の明かりに浮かぶ社も風情があるが、明るいところで見る荘厳さはまた別格。人が少ないのもかえって雰囲気がある。
ここからは昨夜の年越し参りの逆順で、神路通を抜けて外宮の北門入り口へ。正殿は昨日お参りしたので今日は別宮の土宮。
そのあとは隣接の勾玉池を見てから豊川稲荷と茜神社。地元では両者をまとめて「あこねさん」と呼ぶ。正しくは「あかね-茜」なんだけどね。
勾玉池--好きな景色だ
あこねさんにて
ここは大晦日だけでなく正月は昼間も火を焚いている。今日は甘酒を振る舞っていた。散歩の最後はぐるっと廻って帰ってきた今日の宇治山田駅前。
立派な駅舎だ。